openfab 創房

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概要

目的

「openfab創房」は、IoT時代の新しい情報技術教育を目指してキャンパスOJT型産学連携教育推進財団とコンピュータサイエンス専攻が共同で開設した機能複合型多目的実習室です。

現在は、情報科学類・情報メディア創成学類の講義・実習に利用され、「welcome hour」を通じて全学群生に一般公開されています。

インテリアデザインと環境

床はOAフロア、床材は本物の木材を表面加工したタイルを使用しています。照明は、ベース照明・壁面照明・間接照明の3種類を切り替えて、部屋の隅々まで一定の照度が得られるように設計されています。窓には、ブラインドと昇降式スクリーンが設置されており、スクリーン真下の5.1ch サラウンドシステムと連動しているプロジェクタは天井に内蔵されています。ステレオ再生用のスピーカー電源とプロジェクタの入力コネクタは右の壁面にあります。ノートPCを無線ラン接続することで、複数人同時にプロジェクタ・カラープリンタ2台を利用する事ができます。



左壁面は入り口から時計回りに、ボール盤・糸ノコ・CNCフライス・半田ゴテ・吸引器・ヒートガンを設置した電気工作用カウンターテーブルがあり、半永久的に利用できるガラス製黒板、2名同時に利用できるエアブラシ・コンプレッサ・乾燥機が設置された塗装・表面加工ブースがあります。



右壁面は入り口から反時計回りに、収納棚・喫茶用具棚・シンク・3Dプリンタ6台(熱融解5,光造形1)・視聴覚用デスクトップPC・レーザー彫刻機用デスクトップPC・レーザー彫刻機そして窓と塗装ブースを挟んでUVプリンターがあります。

中央には大テーブルが4台、それぞれはテーブルの下のねじ止めを4つ外す事で2倍の大きさまで拡張することができます。また、窓の下の低い棚にはキャスターつきの椅子6脚が収納されています。

個別機器に関する注意事項

〇レーザー彫刻機
■アクリル板・紙・皮・コルク等の木材以外のものを加工する場合は、管理者の指導下で行って下さい。
■アクリル板の切断は、最大で5mm厚までとします。
■金属と塩化ビニールの加工は禁止します。(注1,2)
■出火した場合は、備え付けの消火器で消火後、直ちに管理者に報告して下さい。
■利用時は、強制排気システム・冷却器・換気扇を必ず作動させて下さい。
(注1)塩ビ等の燃焼時に酷く煙が出る部材は、煙がミラーに付着してレーザーの出力が弱まる、もしくは届かなくなります。
(注2)金属等の反射率の高い部材は、レーザーを逆流させて、レーザー管を劣化させます。

〇3Dプリンター
■フィラメントの持ち込みは原則できません。特殊フィラメントの利用を希望する場合は、必ず管理者の在室時に行って下さい。
■ノズルが詰まった場合は、直ちに管理者に報告して下さい。
〇表面加工・塗装ブース
■換気に気をつけて下さい。
■必要に応じてマスクをして下さい。
■使用後の空き缶や空き瓶は、ユーザーが責任を持って撤収し、正しく廃棄して下さい。

〇電子工作カウンター
■はんだゴテは、やけどに注意し、ゴーグルを着用して使用して下さい。また、スイッチ入れたまま退室しないようにして下さい。
■オシロのプローブは捩じったりしないように丁寧に扱って下さい。

ご利用方法


一般公開「Welcome Hour」|その他の利用

一般公開「Welcome Hour」

現在、学生インストラクターがOpenfab創房に常駐する一般公開「Welcome Hour」を開催しております。本大学の学群生・院生・教職員であれば、ビジターとしてこの時間帯に自由にご利用頂けます。ビジターは次の項目を遵守してご利用下さい。


【3Dプリンターの利用に関して】
■出力は、必ず当日か翌日に受け取りに来て下さい。出力の放置は厳禁です。
■プリント開始時にフィラメントが台座に定着して、問題なく実行されていることを確認してから退出して下さい。
■期限を指定したプリントはお断りする場合もあります。試作を重ねて余裕のある計画でご利用下さい。
■終了後は、自身で台座から剥離して、周辺の清掃を必ず行って下さい

【レーザー彫刻機に関して】
■加工対象は必ず持ち込んで下さい。また、部材の放置は厳禁です。

【塗装ブースに関して】
■塗料やサーフェイサーは持ち込んで、必ず空き缶や空き瓶は持ち帰って下さい。
■使用後は、ブースやエアブラシの清掃を必ず行って下さい。
■使用後は、乾燥用機材・強制排気用機材の電源を必ず切って下さい。


その他の利用

Welcome Hour時間外の利用に関しては、Welcome Hourの際に学生インストラクターに相談して下さい。


ご相談はtwitterアカウント@openfab_soboにご連絡下さい